空缶で作るアルコールバーナー

アルミ空き缶を再利用して作るアルコールバーナーはとても軽量で簡単に作れます。サイドバーナー型とかチムニー型とかCFを利用した物とか色々な種類がありますが、今回はトランギアのTR-B25に代表される副室加圧型と呼ばれるタイプを作ります。
充電式のドリルを使えば綺麗にジェットホールを開ける事ができますが、見栄えを気にしなければ画鋲や千枚通しを使ってもできます。材料は空缶なので気軽にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
今回用意した工具は、定規(今回は差金を使用)、油性ペン、ニッパー、ラジオペンチ、カッターナイフ(大きい方が作業が楽で安全です)、ドリルドライバと鉄鋼キリ(無ければピンバイスや画鋲等でもOK)、空き缶切断用冶具2台

木片など硬い物にカッターナイフの刃をテープやビスで固定します

今回はキャンプツーリングセットに付属している空き缶バーナーと同じ寸法になるように、12mmのベニヤ板の切れ端を重ねて24mmと36mmの2種類を使います

材料となるアルミ製の空き缶を用意します。今回はボトル缶を使うので2本用意しました

炭酸飲料の空き缶よりボトル缶の方が厚みがあり丈夫に作れます

高さ36mmの切断用冶具を使い写真の様に冶具を固定し缶を回しながら切れ目を入れます、2〜3周もすると簡単に刃が刺さります

刃の刺さった場所から押していくと写真のように簡単に分離できます

切り離したら、勘合しやすい様にもう一個の缶の底の部分を押し込みます。斜めに押し込んでしまうと押し込まれた方の缶が裂けてしまうので注意してください

5mm位押し込めばOKです、外す時は力を入れすぎて潰さない様に注意して下さい

ジェット穴の位置を油性ペンで書き込みます、今回は24か所に印を書き込みました

トップホールの加工です、カッターで底面の外側に軽く線が付く程度の力で切れ目を入れ、徐々に力を入れていき5〜6周位して深めに切れ目が入ればOKです(この作業はかなり危険です、カッターの刃が滑らないように充分注意して下さい)

円カッターを使えば任意の大きさでカットできます

1〜8ヶ所位にカッターで切り込みます、今回は6分割してみました

切れ込みを入れたら内側に押し込むと切れ目に沿って外れます(指で押し込むと危険なのでラジオペンチなどを使い押し込んでください)

金工ヤスリや紙やすりで切断面のバリをとります

ジェット穴を開け作業を行います、今回はφ1.5mmで24箇所です

穴の大きさと数の違いで性能がかわるので色々と試してみると面白いです

今回は電動工具を使っていますが、無い場合は写真の様なピンバイスや画鋲などでも穴を開ける事が出来ます

高さ24mmの切断用冶具を使い写真の様に冶具を固定し缶を回しながら切れ目を入れます、2〜3周もすると簡単に刃が刺さります

刃の刺さった場所から押していくと簡単に分離できます

切り離したら裏側からジェット穴のバリを取ります

切り口から5mm〜8mm位の所に油性マジックで1周線を引きます

ラジオペンチを使い線に沿って位置をそろえて折り目をつけます(均等にしないと勘合時に失敗の原因になります)

コレで上側のパーツが完成です

上側パーツの残りからカッターナイフやハサミを使って缶の胴体部分を切り離します

切り離した感の胴体部分は短冊状に伸ばします

43mm幅になるように定規を使ってカッターナイフで切れ目を入れ、折るようにすると簡単に切ることが出来ます

幅は平行になるように綺麗に切ってください

長さを175〜180mm程度に切断します

実際にセットされる円より小さめに巻き癖を付けます

ニッパーや一つ穴パンチを使い3等分になる様な位置に燃料の通路となる切れ込みを作ります

左から空缶バーナー上側、内部隔壁、空缶バーナー下側です

これでパーツは完成

下側缶の中に内部隔壁を燃料の通路が下になるようにセットします

上側の缶を被せます、水平に少しずつ押し込んでいきます(内部隔壁が上側缶の溝に入る様に慎重に押し込んでください)

斜めになると上側缶の1か所に力が集中してしまい失敗の原因になります

内部の隔壁が動かなくなるまで押し込めたら組立完了です

下側缶の切り口をラジオペンチやライターなどで均します

これで空き缶を使ったアルコールバーナーの完成です


※怪我に注意して適宜保護具を使用して作業してください、完成したアルコールバーナーを試験燃焼させる時は必ずトレーなどに入れ万が一燃料のアルコールが漏れても広がらない様な対策をしてください。
※怪我、事件、事故などいかなる損害について当方では責任を負いかねます、必ず自己責任において楽しんでください。